特別なことより、当たり前をやり切る
旭ハウスの仕事の流儀は、驚くほど素朴です。当たり前のことも精一杯取り組む——代表がくり返し口にするこの一言に、事業の姿勢が凝縮されています。以前勤めていた会社での経験と、お客様からもらった「家は大切な財産である」という言葉を土台に、預かった住まいをその時のベストで仕上げることを軸に据えています。
派手な売り文句を並べる代わりに、目の前の一件へ丁寧に向き合う。この地味さは一見すると物足りなく映るかもしれませんが、工事後に不動産会社から指名が続く事実が、その積み重ねの確かさを裏づけています。個人的には、こうした静かな信頼のたまり方こそ地域の職人らしいと感じました。
話すことを、工事と同じくらい大事にする
代表が重んじているのは、施工そのものと同じくらいのコミュニケーションです。基本的にひとりで見積もりから完工までを担うぶん、依頼者との対話が仕事の質を直接左右します。打ち合わせでは工事のメリットだけでなく、避けられないデメリットもきちんと説明し、納得したうえで進めてもらう手順を崩しません。
業者の理屈で押し切るのではなく、住む人がどんな暮らしを望むかを聞き取ることから始める。この順番を守るために、見積もりは基本的に無料で受け、透明性のある価格でやり取りします。金額や工事内容を隠さず開くことが、はじめての依頼者との信頼を築く土台になります。
ひとりで担うからこそ、責任の所在が明快
2016年にこの道へ入り、2018年に開業してから、代表は現場に立ち続けてきました。見積もり、施工、完工の確認までを一貫して受け持つため、誰が責任を負うのかがはっきりしています。大規模な改修で協力工務店が加わるときも、現場の管理からは離れず、目の届く範囲で品質を保ちます。
年間およそ200件という受注をひとりで回す背景には、無駄のない段取りと、一件ずつ手を抜かない粘りがあります。開業から4年ほどはハウスクリーニングが中心で、いまはクロスが主軸というように、依頼の流れに合わせて自らの得意も更新してきました。変化を受け入れながら現場に立ち続ける姿は、横浜・鶴見に根を張った職人そのものです。


