整理から特殊清掃までを地続きで担う
遺品整理や不用品回収の現場では、片づけだけで終わらない事情が絡むことがある。ウィズイング株式会社は、仕分けや搬出に加えて特殊清掃や家事代行まで手がけ、状況が重なった依頼にも一つの窓口で向き合う。特殊清掃は33,000円から、家事代行は1時間3,000円からと、周辺の作業にも明確な料金を置いている。現地で状況を確かめたうえで見積りを出すため、複雑な現場でも費用の見通しを先に共有できる。
現場を見せてもらって印象に残ったのは、遺品整理士や事件現場特殊清掃士の資格を持つスタッフが、扱いに配慮を要する現場でも淡々と段取りを進めていく落ち着きだった。感情の揺れやすい場面で頼れるのは、経験の裏づけがあってこそだと思う。創業から11年という時間が、そうした現場対応の土台になっている。
女性スタッフが支える仕分けの現場
女性スタッフが多く在籍していることは、この会社の作業を語るうえで外せない要素になる。衣類や食器、身の回りの品といったプライバシーへの配慮が必要な品を、一点ずつ確認しながら仕分けていく。仕分けの最中に出てきた写真や手紙、貴重品は依頼主のもとへ返される流れが決まっている。故人様の想いを尊重しながら手を動かす姿勢が、細部の扱いににじんでいる。
作業の当日までに、依頼主が特別に準備するものは基本的にない。仕分けから搬出まで任せられるため、体力や時間に不安のある依頼でも負担が偏らない。遠方で立ち会えない場合も、作業後に報告書が渡されるので、仕上がりを手元で確認できる。介護施設の部屋の片づけといった事例もギャラリーで公開され、依頼前に作業のイメージをつかめる。
資格と販路が生む安心の裏づけ
創業から11年、丸亀を中心に年間およそ100件の整理を積み重ねてきた実績が、依頼を任せる際の判断材料になる。遺品整理士・事件現場特殊清掃士・古物商・一般廃棄物収集運搬の資格を備え、法令に沿った処理を自社で行える。代表の馬場一郎氏は保険業で培った視点を持ち込み、遺品をゴミとして扱わない整理を理念に据えている。
丸亀エリアの不用品買取では独自の販路を活かし、家電・家具・食器類まで査定して作業費から差し引く。処分に対する心の負担と費用の両方を軽くする工夫が、日々の現場に組み込まれている。高松市や坂出市、三豊市まで足を延ばしながら、同じ姿勢で一件ずつ向き合っている。問い合わせは24時間つながるため、急な事情でも相談の糸口をつかみやすい。


