水素ガスで内部汚れを燃やし切るエンジン洗浄
グッドワン鳥取が手がけるのは、水素ガスをエンジン内部へ送り込み、堆積したカーボンや煤を化学反応で焼失させる専門的な洗浄サービスである。物理的に擦り落とす従来の方法では届かなかった細部の汚れまで除去でき、燃焼効率が設計時の水準へ戻る。DPFやマフラーを分解せずに施工が完了するため、部品への負荷がかからない。作業時間も従来手法より大幅に短く、車両を長時間止める必要がないのは現場にとって大きい。
個人的には、分解なしでここまでエンジン内部を処理できる技術があること自体に驚いた。排気ガス中の有害物質が施工後に目に見えて減少するケースも多く、環境面での効果を実感する事業者が増えているという。インジェクターの機能回復により燃料噴射の精度も改善され、排気系統のトラブルが起きにくくなる。DPFの再生頻度が下がったという報告も複数の利用企業から寄せられている。
トラックから船舶まで車種を問わない施工対応
鳥取県内を拠点としながら、島根県や岡山県北部へも出張施工を行っている。対象はトラックや重機にとどまらず、船舶のエンジンにも対応。海上で使われる船舶特有の塩分付着や腐食性の汚れに対しても、蓄積した施工データをもとに処置方法を組み立てている。運送業・建設業・漁業など業種ごとに異なるエンジンの使われ方を踏まえた洗浄プランを個別に設計する点が、画一的なメニュー提供とは一線を画す。
ある建設会社では、稼働中の重機6台を土曜日にまとめて施工し、月曜朝から通常どおり現場投入できたという。土日祝日にも施工を受け付けているため、平日フル稼働の事業者が業務を止めずにメンテナンスを組み込める。複数台を保有する企業向けには定期契約の仕組みも用意されており、スケジュール管理を含めた継続的な保全体制を敷くことが可能だ。
燃費データで裏付ける費用対効果
施工前後でエンジンの性能データを記録し、数値として効果を示す仕組みを採用している。燃費の変化や排気ガスの成分比較が書面で残るため、経営判断の材料として扱いやすい。DPFの目詰まり解消によって突発修理の頻度が減り、車両の稼働停止日数が縮小した事例も確認されている。故障リスクの低下は修理費だけでなく、代車手配や納期遅延といった間接コストの圧縮にもつながる。
燃料コストの削減効果が半年以上持続したという声も目立つ。定期的に施工を重ねることで車両の劣化曲線が緩やかになり、買い替え時期を後ろ倒しにできたケースも報告されている。各車両ごとの状態変化を長期追跡し、次回施工の最適時期を個別に提案する運用は、いわば車両ごとのカルテ管理に近い。この蓄積データが、予測的な保全計画の土台になっている。
施工後の報告体制と地域事業者との関係性
作業完了時には写真記録と数値データを含む点検報告書が提出される。施工内容がブラックボックスにならない透明性は、継続利用を判断するうえで重要な要素だろう。グッドワン鳥取では鳥取県内の事業者との取引が多く、各社の業種特性や車両の使い方を把握したうえでの提案が日常的に行われている。リピート契約の比率が高い背景には、こうした現場理解の蓄積がある。
「毎回同じ技術者が来てくれるので、前回との違いをその場で説明してもらえる」と話す運送会社の担当者もいる。担当者が固定されることで車両ごとの履歴が人の記憶にも残り、数値だけでは拾えない微妙な変化に気づきやすくなる。地域内での移動距離が短い分、急な依頼にも比較的早く対応できるのは拠点が近いからこその利点だ。


