平成28年の創業から積み上げてきた施工の幅
ソーラーパネル設置とオール電化工事からスタートした太陽光・リフォームの達企画は、全国各地の太陽光事業で現場を踏むうちに対応領域を広げてきた。一般電気工事、店舗工事、工場工事に加え、水道工事や設備工事までカバーしており、複数の業者に分けて依頼する手間を省ける点が取引先から支持されている。沖縄県沖縄市の本社と豊見城市の営業拠点を軸に、日本全国の案件を受け付けている。マンション・住宅・公共施設と、建物の用途を問わず対応してきた経歴が受注の幅をさらに押し広げている。
個人的に印象的だったのは、ビルオーナーから個人住宅まで顧客層の振れ幅が大きい点だ。地方での太陽光パネル設置を通じて土地ごとの施工条件に慣れたスタッフが、電気・水道・設備を横断的に見るため、現場で「ここも一緒に頼める?」という相談がそのまま追加受注につながるケースが少なくないという。こうした現場起点の広がり方は、カタログ的にメニューを並べる企業とはやや毛色が違う。
20代中心のチームが現場で見せるスピード感
施工を担うのは20代が多い若手チーム。経験年数だけで見れば中堅企業には及ばないものの、現場での動きの速さと吸収力で補っている。正確さと丁寧さを意識しながらも、新しい工法や資材に抵抗なく取り組む姿勢が見て取れる。「勇往邁進」を合言葉に、対応可能な工事の種類を年々増やしてきた。
「若いのにしっかりしている」「フットワークが軽くて助かる」といった声が現場の関係者から聞こえてくるという。遠方の案件でも機動的に動ける体力と柔軟さは、ベテラン揃いの会社にはない持ち味だろう。技術面では日々の施工を通じたOJTで底上げを図っており、対応領域の拡大がそのまま若手の成長機会になっている。
「日々出会い、日々成長、すべてに感謝」が動かす仕事の質
太陽光・リフォームの達企画が掲げる企業理念は「日々出会い、日々成長、すべてに感謝」。取引先や顧客との出会いひとつひとつを成長の糧と位置づけ、その感謝が施工品質への意識を底上げしている。理念が社内に浸透している背景には、少数精鋭の組織だからこそトップの考えが直接メンバーに届きやすい構造がある。
ある現場では、工事完了後にオーナーから別物件の相談を持ちかけられ、そのまま継続取引に発展した事例がある。仕上がりへの満足だけでなく、作業中のコミュニケーションや片付けの丁寧さが決め手になったそうだ。派手な営業活動よりも、一件ごとの仕事を誠実にこなすことでリピートや紹介が生まれるサイクルが、この会社の成長を回している。
沖縄拠点ながら全国対応を実現する仕組み
拠点は沖縄県内の2カ所だが、受注エリアに地理的な制限を設けていない。創業初期から太陽光事業で全国各地に出向いていたため、遠方案件の段取りや移動ロジスティクスにノウハウが蓄積されている。現地調査から施工完了まで一貫して自社スタッフが担当するスタイルを崩さず、品質のブレを抑えている。
年間の施工件数や対応エリアの詳細な数値は公表されていないものの、住宅・マンション・工場と建物種別を横断する案件実績は着実に増えている。全国どこであっても同じ水準の仕上がりを届けるという方針は、沖縄発の小規模事業者としてはかなり攻めた戦略に映る。遠隔地の依頼主にとっては、電気工事から水道・設備までまとめて任せられる利便性が選定の決め手になりやすい。


