業界をまたいで積み上げた据付の経験
一つの業界に留まらないのが、この会社の据付実績の特徴である。株式会社東静エンジニアリングは食品、自動車、化学、物流と、多種多様な業界から依頼を受け、数多くの設計設備の製造と据付工事を手がけてきた。業界ごとに求められる条件は違うが、さまざまな現場で積み重ねた経験が、新しい依頼へ的確に応えるための基盤となっている。初めて相談する企業も、この実績をよりどころに話を始められる。
全国から海外まで届く現場対応
静岡県以外の工場からの相談にも、全国対応で応じている。これまで関東や関西をはじめ各地のプラントや工場で施工を重ね、遠方の依頼でも動じない足場を持つ。日本全国から海外のプラントに至るまで、指定されたスペースへの機械据付や難易度の高い配管レイアウトの刷新を、柔軟な現場力で立ち上げてきた。プロジェクトの規模によっては数日から数週間の出張を組み、現地で立ち上げまで見届ける。
海外規格への適合可否や納品後の保守対応といった問い合わせにも、現地の状況を確かめたうえで答えを返す。取材の場で、遠方であることを理由に断らない姿勢を淡々と語っていたのが印象に残った。
富士市を拠点にした一貫供給の体制
機械の構造設計や制御盤の製造、電気配線、稼働調整までを、富士市を拠点に国内から全世界を対象として一括で引き受けている。工程間のズレをなくした高精度な生産設備を供給するため、構想から試運転までを社内で管理する体制を敷く。設計から据付までを一社に任せられるワンストップ環境のもと、担当窓口の分散による伝達ミスも軽くなる。
建設業の許可は静岡県知事許可(般-25)第35363で登録され、第一種電気工事士や二級電気工事施工管理技士、消防設備士など多くの資格を持つエンジニアが現場を担う。1943年に後藤電気商会として創業し、1981年に現在の社名へ改めた歩みが、この対応力の後ろ盾になっている。


