特別なスキルより、仕事に向き合う姿勢を見る
採用で何を重く見るかに、会社の考え方が表れる。三陽陸運株式会社が求めているのは、高度な技術や華々しい経歴ではない。仕事に対して真面目に、そして丁寧に向き合う気持ちだ。物流は社会のインフラを支える仕事であり、一つひとつの配送が誰かの暮らしや事業とつながっている。だからこそ、責任を持って取り組める人と働きたいという考えが根にある。
この姿勢が具体的な業務でどう効いてくるか。三陽陸運株式会社が扱う荷物にはガラス製品や精密機器といった繊細な商品も多く、積み込みから運転、荷降ろしまで一つの油断が大きな損失につながる。日々の点検や運転操作、積み込みのすべてで丁寧さと注意深さが問われる現場だからこそ、真面目に向き合える人材が求められる。富山県射水市布目沢622に本社を置き、代表は矢野善大氏。正直なところ、繊細な商品を扱う現場を人柄で束ねる考え方に、地に足のついた採用観を感じた。
未経験を前提に組まれた、育てる仕組み
真面目な姿勢があれば、経験は後からついてくる。三陽陸運株式会社はそう考え、未経験者を前提とした育成の仕組みを組んでいる。入社後はベテラン社員が一対一で付き、業務の流れから安全運転のポイント、荷物の取り扱いまで手順を追って教えていく。大型免許や中型免許の取得費用を会社が一部負担するほか、フォークリフトや玉掛けの資格取得もサポートしている。実際、未経験から入って着実に成長した社員が多く在籍している。
頑張りを評価し、支え合う職場の文化
入った人が育つには、努力が報われる実感と、支え合える空気の両方が要る。三陽陸運株式会社では、日々の成果や姿勢が給与に反映される仕組みを導入し、運輸業界では珍しい賞与制度も設けている。頑張った分が目に見える形で返ってくるため、意欲を保ちながら働き続けられる。職場は先輩後輩の垣根が低く、困りごとがあればすぐ相談できる風通しの良さがあり、チーム全体で支え合う文化が根づいている。射水市を中心に、年齢や経験を問わず真摯に取り組む人を歓迎している。


