販売代行が起点、研修事業が支える成長の仕組み
家電量販店やショッピングモールでスマートフォン・タブレットの販売を代行しながら、同時に販売研修とイベント運営という事業領域を抱えるのが株式会社acoreの全体像だ。携帯販売の代行が事業の中心にあり、そこに関わるスタッフを育てる研修プログラムを自社で設計・実施している。商材基礎研修では各キャリアの端末仕様と料金プランを学び、その後に営業の基本動作からクロージングスキルまでを段階的に積み上げる構成だ。育成の仕組みを内部で持つことが、現場品質の均一化につながっている。
福岡を拠点に九州全域で活動するスタッフを求人しており、イベントスタッフ・常勤スタッフの二つの雇用区分で採用を行っている。「研修があることを知って未経験でも応募を決めた」という入社者が多く、業界に対するハードルの低さが実際の採用数に反映されているようだ。
若手が実力で上を目指せる、インセンティブ型評価
販売実績とお客様への提案の質を評価軸に、インセンティブ制度を整備している。年齢や入社時期より「今どれだけ成果を出しているか」を重視するため、若手スタッフが正当に評価される環境だ。実績を上げた人には責任あるポジションへの登用が待っており、高収入を目指した転職者が実際に収入目標を達成しているケースも出ている。正社員として腰を据えて働ける安定性と、実力次第で収入が伸びるインセンティブ制度が共存している点が、同社を選ぶ理由として頻繁に挙がる。
「年功序列ではなく、やった分だけ評価してもらえる職場を探していた」という転職者の声は、この評価制度への期待をよく示している。接客経験者はもちろん、異業種出身のスタッフが活躍する事例も多く、前職の経験を活かしながら通信販売のスキルを新たに積み上げた人材が現場を支えている。
社名に宿る誠実さが、企業行動の軸になっている
一つの芯を持つというコンセプトを社名「株式会社acore」に刻み、代表・上野貴洋氏はそれを経営の基準点に置いている。スタッフへの向き合い方も、お客様への対応も、その軸からずれないことを大切にしているという姿勢が、ビジョンページの記述に端的に表れている。ご契約後の利用シーンを見据えた案内を行うのも、目の前の契約数より長期の関係を重視するという考え方の具体的な現れだ。お客様だけでなくスタッフにとっても頼れるパートナーであり続けることを組織の目標に据えている。
この「社名と事業方針が矛盾しない会社」というのは、取材を通じてそう感じた率直な印象だ。理念を掲げるだけでなく、スタッフの育成方針や採用基準にまで反映させている点は他社との違いとして映る。福岡の地域密着型運営を続けることで積み重ねてきた信頼が、事業拡大を支える基盤になっている。
未経験・転職・新卒を等しく受け入れる採用の間口
「やりがいを持って働きたい人」を歓迎するという言葉通り、学歴・業界経験の有無を採用の条件にしていない。新卒・中途・異業種転職のいずれも受け入れており、挑戦意欲があることを応募の第一条件としている。入社後は端末知識の習得から接客の実践トレーニングまでを段階的に進め、自信をつけながら現場に適応できる流れを設計している。転職者には前職の経験を携帯販売にどう活かすかを一緒に整理する機会があり、ゼロからではなく自分の強みを活かしてスタートできる。
春日駅から車で約5分の春日市若葉台東に事務所を構え、10時から19時の営業体制で運営している。求人への問い合わせには丁寧に対応するとしており、「まず話だけでも聞きたい」という段階からの相談を歓迎する姿勢を取っている。


