さいたま市を起点に、公共から個人まで幅広く手がける造園業
植物が育つ現場であれば、規模や用途を問わない——有限会社さいたま造園の施工対象はそれほど幅広い。個人邸宅の庭づくり・マンション・テナントビルの庭園管理・学校や病院の緑地整備・公共施設の植栽工事・屋上庭園・壁面緑化と、一社が受け持つ現場の種類は多岐にわたる。さいたま市を中心に蕨市・川口市・越谷市・春日部市など埼玉県内の広いエリアに営業エリアを持ち、2001年の設立から公共団体(さいたま市・埼玉県・埼玉県住宅供給公社)を含む約30団体との取引実績を積み上げてきた。
コーポレートサイトの施工例には、ゴルフ場の一コマを自宅庭に再現した事例・学校新校舎への植栽工事・雑草対策に岩と灯籠を活かした和風空間など、依頼者の要望を形にした多様な実例が並ぶ。自社の植木畑でアオダモ株立ちや石楠花などを栽培しており、施工スタイルに応じた苗木を自前で用意できる体制が整っている。
長期メンテナンスと20年後を見据えた庭づくりの思想
有限会社さいたま造園が定期管理で大切にしているのは、「2年後・5年後・10年後の庭の状態を念頭に手を入れる」という長期視点だ。剪定・除草・芝刈り・害虫対策を年間を通じて継続し、植物が健康であり続ける環境を整えることを優先する。日当たりや風通しに合わせた作業ができるのは、現場ごとの植物の状態を継続的に把握する定期管理の積み重ねがあるからだ。「20年後を見据えてのお庭づくり」を同社は庭づくりの指針として掲げている。
「何年経っても庭の状態が崩れない。定期的に来てもらって助かっている」という継続利用者の声が目立つ。マンションやテナントビルの庭園管理を継続契約で受け持つ案件も多く、法人からの長期依頼の積み上げが業務の安定基盤になっているようだ。さいたま市の助成制度を活用した屋上・壁面緑化の提案も行っており、壁面緑化で最大100万円の助成申請をサポートする体制が整っている。
残業少なめ・転勤なし、腰を据えて造園の技術を磨ける環境
有限会社さいたま造園は、さいたま市を中心としたエリア限定の業務のため転勤・出張がない。残業は月平均10時間程度と少なく、日没とともに作業を終える規則正しいリズムで働ける。賞与支給・各種手当の整備・国家資格取得への費用バックアップが揃っており、長期的にキャリアを形成できる環境として評価されている。経験の有無・性別・年齢・学歴を問わない採用方針を掲げ、子育て世代も含む幅広い年代のスタッフが在籍している。
未経験者は先輩スタッフの補助からスタートし、造園施工管理技士や造園技能士などの国家資格を取得しながら専門職として成長できる仕組みが整っている。「わからないことをそのまま放置しない職場の雰囲気」という声が在籍スタッフから聞かれ、周囲が見守り育てる体制が定着していることが、未経験者の早期定着につながっている。
花と緑を通じて地域と共存する、創業以来変わらない経営理念
「地域貢献を合言葉に造園業者として発展してきた」と語る代表取締役・小沢孝氏のもと、有限会社さいたま造園は2001年の設立から一貫した経営姿勢を保ってきた。さいたま市SDGs認証企業として認定を受け、英国王立園芸協会日本支部会員・埼玉県自然保護協会会員・財団法人都市緑化開発機構への所属を通じ、環境保全と造園技術の両面で業界内の立場を固めてきた。埼玉版働き方改革ポータルサイトへの掲載も、社内環境の整備が外部から認められた結果だ。
高校生の職場体験受け入れを続けており、地域の若い世代と造園の仕事をつなぐ接点を維持している。「社員一人一人が成長できる機会の創出」と「社員とともに地域に貢献できること」を経営方針の柱に据え、スタッフの成長と地域への貢献を切り離さずに考えるスタイルが同社の根底にある。


