「腰を据えて働く」が、この会社のデフォルト設定
土木施工管理の現場では、現場が変わるたびに人間関係も仕事の流儀もリセットされる。株式会社キャスト環境研究所はそこに「長期安定現場への配置を原則とする」という設計で応えてきた。ひとつの現場で経験を積み続けることは、着実なスキルアップにつながると同時に、職場の信頼関係を育てる時間にもなる。渋谷区本町を拠点に、創業1991年から東京・神奈川・千葉・埼玉の現場に専門スタッフを送り出してきた実績が、この方針の裏付けになっている。
「腰を据えた働き方ができると聞いて転職を決めた」という声は、求職者の中に少なくないという。正社員雇用という安定した立場を維持しながら派遣先の現場で働くという仕組みは、従来の派遣・直雇用とは異なる「第三の選択肢」として浸透しつつある。
配置を決める前に、相性まで確かめる
仕事の紹介は履歴書・職務経歴書・本人の希望確認から始まる。そこにパーソナリティ診断と派遣先候補との相性チェックが加わり、通勤時間・経路まで含めた総合判断で配置先が決まる。個人的には、ここまで丁寧にすり合わせをしてから配置する仕組みは、求職者側の安心感が大きいだろうと感じた。「一番大切にしているのは派遣される方の希望」という姿勢が、このプロセス全体に一貫している。
配置後の職場について「コンプライアンスへの意識が高く、職種の違う立場の人を尊重する雰囲気がある」という声がFAQに掲載されている。ハラスメントへの対応も整備されており、気になる点は随時相談できる体制だという。
2職種の専門性で、首都圏の土木現場を動かす
土木施工管理スタッフとCADオペレーターという2つの職種が、株式会社キャスト環境研究所の事業を支える柱だ。施工管理スタッフは未経験でも応募でき、向上心があれば現場での指導を通じてスキルを積める。CADオペレーターはCADスキルが前提になるが、施工管理経験は不問で、異なるバックグラウンドを持つ人材も活躍できる環境になっている。採用に際して年齢・性別の制限は設けられておらず、法律上の保護が必要なケースのみ順守するという透明な基準を示している。
定年後も給与水準を維持できる制度がある点は、ベテラン技術者の継続就労を支える仕組みとして注目される。施工管理という専門知識が長期にわたって現場で生きるこの職種においては、経験年数が財産になるという考え方が制度設計に反映されている。
「働きやすさ」を制度として組み込む経営方針
「社員一人ひとりが安心して働ける環境づくりに力を入れる」というビジョンは、株式会社キャスト環境研究所の経営の根幹にある。福利厚生の充実を明言し、仕事もプライベートも大切にできる環境を前提に職場が設計されている。「一人ひとりが輝ける会社」という目標は、採用・配置・就業後のサポートという三段階で具体化されており、スタッフの生活全体を視野に入れた経営姿勢を示している。代表取締役・竹末猛氏のもとで、土木設計・施工管理という社会インフラを支える事業と、スタッフの働きやすさを同時に追求する姿勢は、創業以来変わらない軸だ。


