生活ラインを裏で動かし続けるという役割
普段あたりまえに使う鉄道は、誰かが設備を保ち続けているから止まらずに走っている。株式会社FUSEは横浜を拠点に、信号機や踏切といった設備の点検・交換を担い、社会に欠かせない生活ラインを裏側で支えている。景気や社会情勢に揺れにくい分野のため仕事量が安定しており、その保守を続けることを誇りであり使命だと位置づけている。
JR東日本のパートナー企業として、神奈川県内を中心に鉄道設備の業務を受け持つ。信号という繊細な設備は、一つの不具合が運行全体に波及しかねないため、作業には正確さと安全確認が欠かせない。毎朝の始発が定刻に動くことの裏側に、深夜の地道な点検が積み重なっている。
信号機や踏切の点検・交換は、終電から始発までの限られた枠でしか行えない。だからこそ深夜に現場へ入り、朝までに設備を元の状態へ戻してから引き上げる。表には出ない時間帯の仕事が、日中の安全な運行を下支えしている。
夜に働き、朝に帰る——短い実働という選択
勤務は電車が運行を終えた夜間が中心で、1シフトの実働は7.5時間ほどになる。まれに日勤が入ることもあるが、基本は深夜帯に集中して作業を終える。屋外の仕事でも、日差しや酷暑の中で動くことがないのは夜間ならではだ。正直なところ、夜勤はきついという先入観があったが、実働が短く区切られている実態を知って印象が変わった。
作業を終えたあとはしっかり体を休められ、日中の時間はまるごと自分のために使える。趣味の時間や資格の勉強など、使い道は人それぞれだ。夜間に働くリズムが生活に合う人にとっては、日中の自由度の高さがそのまま働きやすさになっていく。
深夜勤務には手当がつくため、効率よく収入を得たい人にも向いている。基本給に深夜手当が乗り、運転手当や時間外手当も収入に反映される。働きながら資格取得支援制度を使えば、専門資格の取得も視野に入る。
不安を一つずつ消していく入社後の流れ
鉄道と聞くと専門知識が要りそうに見えるが、入社時に特別な経験や資格は必要ない。配属後は先輩社員がそばでサポートし、作業の進め方や必要な知識を一つずつ教えていく。安全第一の意識と正確な作業は、現場で手を動かしながら身についていく。
正社員としての採用になるため、安定した雇用のもとで長く働ける。週休二日を基本に、深夜手当による収入とまとまった休暇を両立できる組み立てだ。横浜エリアで鉄道工事に挑戦したい人に向けて、入口を広く開けている。


