一点に絞るからこそ深まる専門性
内装リフォームの世界では、扱う商品を増やすほど間口が広がる一方で、一つひとつの精度が薄まりやすい。株式会社オータスケットはその逆を選び、取扱商品をLIXILのエコカラットに絞っている。在庫量を調整して保管コストを削り、そのぶんを施工価格へ回すという実利に加え、一点に集中することで施工の勘所が磨かれていく。年間200面を超える職人が、1mm単位で確認しながら素材の割付や細かな納まりに配慮して仕上げる精度は、この絞り込みと無縁ではない。
専門性の証として、LIXILメンバーズコンテスト2025でグッドリビング賞を受賞している。エコカラットのメーカーが主催するコンテストでの受賞は、この壁材を扱う会社にとって一つの到達点といえる。
壁材とミラーで空間を組み立てる
株式会社オータスケットが手がけるのは、調湿や脱臭に配慮したエコカラットの施工と、空間を広く見せるオーダーミラーの設置だ。玄関にミラーとエコカラット、トイレにエコカラットというように、場所ごとに組み合わせて依頼が入る。リビングと玄関にエコカラット、玄関にはさらに鏡と棚を頼んだお客様は、両方の空間が一気に上質になり、想像以上に美しい仕上がりだったと感動を寄せていた。
新築マンションから戸建てまで、施工の対象は幅広い。間取りや壁面を活かした施工事例が公開されており、空間ごとに異なる納まりへ対応してきた蓄積が見て取れる。
施工後まで見据えた体制と対応エリア
提案から見積もり、施工、アフターフォローまで、株式会社オータスケットは自社一貫で担う。工事後には最長5年間の施工保証がつき、施工に不備があれば無償で再施工、お客様の瑕疵による割れや欠けにも低価格で応じる。集客は過去のお客様からの紹介とネット広告のみで、窓口はホームページに絞られている。出張エリアは東京・神奈川・千葉が中心で、遠方でも出張費や日程を相談のうえ対応する。事務所は港区浜松町ダイヤビルの2階、営業時間は9時から16時半、定休日はなく、支払いは各種カードと振込に対応する。個人的には、専門を一点に絞る潔さが、そのまま仕上がりへの信頼につながっていると感じた。


