まだ決めていない段階から歓迎する姿勢
不動産の売買は、多くの人にとって一生に何度もない出来事だ。だからこそ最初の一歩でつまずきやすい。湘南リビング株式会社は、その入り口の不安に照準を合わせている。よくある質問のページで最初に置かれているのが「相談だけでも大丈夫ですか」という問いで、答えは明快だ。購入や売却をまだ決めていない段階でも、状況や希望を聞きながら最適な提案をするという。物件探しが初めてで緊張していたぷにぷにさんは、営業の親身な対応に安心したと書き残していた。決めていないからこそ、まず話を聞きに来てほしいという構えが伝わってくる。
段階を追って見せる安心の道筋
初めての人が迷わないよう、取引の流れを段階ごとに区切って示すのもこの会社の特徴だ。売却なら、問い合わせから要望のヒアリング、無料査定、媒介契約、売却活動、売買契約、決済を経て、鍵と書類を渡す引き渡しまで八つの段階に分けて案内する。各段階で何が起きるかが先に見えていれば、専門用語に囲まれても道に迷いにくい。資金計画や住宅ローン、契約の不安にも一つずつ答える進め方をとるため、初めての売主・買主でも段取りを飲み込みやすい。取材の場で岸貴之さんは、分からないまま決断を迫られる不安な日々に明かりを灯したいと語っていた。
費用の負担を軽くして選択肢を広げる
初めての取引で気がかりなのは、やはりお金の面だろう。湘南リビング株式会社は購入時の仲介手数料を無料にし、売却時には通常の半額とする独自のしくみを用意している。初期費用の中で大きな比重を占める手数料が消えれば、その分を家具やリノベーションへ回せる。他社のポータルサイトで見つけた物件も一つの窓口へまとめて相談できるため、候補を絞り込まずに比較できる。としゆき西田さんは、複数社とメールをやり取りした中で最も迅速で丁寧だったと評価していた。個人的には、初めての人ほどこの「急かされない速さ」に安心するのだろうと感じた。
訪ねやすさへの細やかな配慮
最後の一歩、来店のしやすさにも配慮がある。茅ヶ崎市緑が浜の事務所には専用駐車場があり、車でそのまま停められる。電車で向かう人には最寄り駅までの送迎に応じているため、土地勘のない人でも足を運びやすい。営業時間は10時から19時、定休は水曜と第1・第3火曜だ。相談の入り口をここまで低くしているのは、初めての人が気後れせず一歩を踏み出せるようにという意図だろう。


